Danner x HUMAN x CREATION Vol.21
Danner x HUMAN x CREATION
イントロテキスト

 

 

アコースティックを基調とした生の暖かいサウンドと伸びやかな歌声でジャンル問わず様々な方面から
注目を集めるシンガー"Rickie-G。Dannerと自身のクリエイションについて語ってくれた。
HP : www.rickie-g.com

Rickie-G
ーどのような"CREATION"をしていますか?
音楽をプロデュースする事ですね。ひとつの歌を作るのにも色々な過程や作業があるのですが、可能な限り作品作りの全てに携わりたいです。レコーディングやMIXも自分で行うようにしています。エンジニア的な作業にも音楽のセンスはとても重要で、そこにも自分の想いや感性を加えられたら最高だなと思ってやるようになりました。
と話しながら、まだ未発表であろう曲をかけてくれた。
Rickie-G
—どのように、もしくはどんな時に作曲や詩を作っているのですか?
作ろうとした時ではなく、ふと降りてくるとか?
メロディや言葉の響きから入る時が多いですね。突然メロディが浮かぶ時もあります。そこからがスタートでそこに肉付けをしていく作業が始まっていきます。
—オリジナリティ溢れる世界観で表現されていますよね?
基本的には普段から思ってる事や考えている事を伝えたいと思っています。
ただ言葉とか曲のフレーズとかって自分だけの物じゃないと思ってるんですよ。
ー自分だけの物じゃないと言いますと?
オリジナルの言葉を生み出すのってなかなか出来る事じゃなくて、やっぱり先人の物からインスパイアを受けて吸収して咀嚼して自分なりに消化する。その過程を経て自分らしさが出てくると思っています。なので、辿るとやっぱりどこか借り物の様な気がするんですよね。
ーそれは深い解釈ですね。
守破離(しゅはり)という考え方があって、師弟関係のあり方の一つなのですが、〈守〉は教えてもらったり吸収した物や型を守り、〈破〉は自分と照らし合わせて、自分に合ったより良いと思う物や型を作る事によって既存の型を破る、〈離〉は、吸収し、咀嚼したことで、物や型と自分自身について良く理解出来ているため、物や型から離れても大丈夫。なので、自分自身の物や型になっていく。まさにその通りだなと思っています。
—確かにそうですね、胸に刻みます。守破離。
Rickie-G
ーあなたにとって"CREATION"とは?
想像を創造することですかね。
何かを伝えたいとか、歌いたいとかの様な欲に対する情熱が大切だと思っています。その芯が有ると辛い時とか心が折れそうな時でも絶対にやめないって思えるんですよ。
ー色々な場所でLIVEをされていますが、場所によって心境の違いはありますか?
心境の違いはそんなにありませんが、歌わせてもらう場所の雰囲気とかをとにかく大切にしています。友人のお店とか色んな場所でLIVEをさせてもらう機会が増えて、そこの場所に対しての思い入れがスゴく出てきますね。そこにしかない雰囲気だったり、そこでしか作れない思い出だったり。初めて行った場所でも飾ってあるものだったり雰囲気でその場所の暖かい空気感を感じるのが好きです。
Rickie-G
ーご自身の歌をこんな風に感じて欲しいという想いはありますか?
メッセージはもちろんあります。ただ、字数も決まっていますし伝えたくても伝えきれない部分がどうしてもあるので無理に詰め込まずに、捉え方は十人十色で聴いてくれた人が感じたままに感じてもらえれば良いですね。僕が見た事ない景色や行った事無い場所で聞いてくれている人もいると思うのでそこで何を感じてくれるかですね。
ー感じ方は委ねてくれるんですね。
そうですね。歌って時間を超えられる物だと思ってて、今ここで吹き込んだ物が自分の子供や孫の代やもっと先の人に届けられる物だと思っています。僕も昔の歌を良く聴くのですが、この歌を作った人はどんな空間やどんな環境でどんな事を想いながら作ったのかなって考えたりします。タイムカプセルというか、やっぱり時間を超えていますね。僕が作った歌なども時間を超えていく事を考えると感動しますね。言葉にすると限界はあるけど、やっぱり歌は時間や空間が産まれて、超えていく物だと思っています。
Rickie-G
Q.Dannerとの出会いを教えてください。
数年前に友達が履いていたのを見て、すごくカッコいいなと思ったのが初めてですね。そこまでブーツは詳しくないのですが、Dannerというブランド名をその時初めて知りました。そこから 興味が湧いてきました。
Rickie-G
Q.愛用のDannerはなんですか?
数年前から履いているこのDannerですね。この色味と履きやすさ、歩きやすさがとても気に入っています。前にも色違いを持っていて、この色を見つけた時、すぐ買いましたね。ブーツらしい形も好きなので、他のDannerも履いてみたいです。
Rickie-G
Q.Dannerのどんなところが好きですか?
高級感があるところとか、機能美というか履く人の事を考えた機能も兼ね備えてくれているところですね。
Rickie-G
Q.どの様なシーンでDannerを履きますか?
このDannerは気負わず、普通に履きますね。家の近所の山とかを歩くときとか、スタジオで音楽の創作活動をする時も履きますね。
ーよろしければ、他のアイテムも履いてみます?
いいですか?履いてみたいです!Hightが高いものも好きなのですが、僕は少し低くしたスタイルが特に好きなんですよね。
ー実際履かれてみていかがですか?
とてもいいです。ステージでも履いてみたいですね。
Rickie-G
ーこういったスタイルはどんなシーンが想像できます?
こういうのは、少しオシャレして出かける時に合わせたいです。少し気張る時というか、一張羅なイメージですね。大げさすぎますかね(苦笑)。
Rickie-G
ーこんなDannerがあったらいいなというのはありますか?
浅めで、履く時にサッと履ける様なものがあるといいですね。季節的なものもあるとは思いますが、シーズン問わず履ける様なアイテムがあると嬉しいですね。
自身のスタジオで、貴重な音源を流しつつその背景までも語ってくれながらのRickie-Gさんの人柄の良さがそのまま出ている様な、暖かく素敵な空間で過ごせた、貴重なインタビューでした。
Rickie-G
Profile
2006年より『Life is wonderful』『逃飛行』『ラブソウル』とリリースを重ね、2008年に待望の1st Album『am08:59』をリリース。iTunesランキングで長期にわたり一位をキープし、ほぼ口コミのみで現在もロングランヒットを記録し続けている。 全国各地様々なスタイルでライブを行い、海外アーティストからの評価も高く、毎年横浜赤レンガ倉庫で開催されているサーフィンをテーマにした「GREENROOM FESTIVAL」には7年連続出演中。2014年7月7日に待望の新曲「Follow Your Heart」を配信限定で発売し、同年「FUJI ROCK FESTIVAL」「横浜レゲエ祭」へ初出演を果たす。現在2nd Full Albumを、自身のスタジオ「CREATORS' LOUNGE」にて制作中。