Danner x HUMAN x CREATION Vol.17
TAKASHI KOBAYASHI TREEHOUSE CREATOR
小林 崇 / ツリーハウスクリエイター
世界各地を放浪する生活を続けていた30代中頃に、アメリカのツリーハウス第一人者ピーターネルソンとの運命的な出会いを果たす。
以来、20数年で100を超えるツリーハウスの制作を行いながら、既存の枠に囚われない、自由で豊かな世界観を表現し続けている。
その土地の自然•人間•素材を活かしたツリーハウスの制作は、国内外のメディアからも高い関心を集めている。
ツリーハウスの制作にとどまらず、その自由な世界観を伝えるべく、イベント空間の演出や、商空間のプロデュース、
オリジナルのワークウェアブランド『Treedom』、住宅や商空間を遊びゴコロいっぱいに演出する『Treedom Home Works』など幅広い展開をプロデュースしている。
現在、海外でのツリーハウス制作や、ツリーハウスリゾートのプロジェクトが進行中。
HP : www.treehouse.jp
- ーダナーのどんなところが好きですか?
TK: 華奢過ぎないダナーは甲高で細身の僕の足にはピッタリだし手入れしながら味が出てくるところも気に入っている。 - ーどんな時にダナーを履きますか?
TK: ツリーハウス製作現場から移動中、街中やパーティまで、アウトドアでも街でも馴染み重すぎず、1年の8割以上を旅と自然の中にいる生活に欠かせないアイテムのひとつ。 - ーこんなダナーがあったらいいなというのはありますか?
TK: 僕のアウトドアブランド'TREEDOM'別注のダナーライト。ライトブラウンXダークブラウンのコンビなんてあったらいいな!きっと売れるよ(笑)
- ーダナーとの出会いを教えてください。
- TAKASHI KOBAYASHI (以下TK/敬称略):
僕とダナーとの付き合いは随分長い。20数年前、まだツリーハウスの世界も存在も知らない頃、今はツリーハウスがあるスペースで古着屋をやっていて、その買い付けに行っていたオレゴンのセカンドハンドアウトドアショップでかなり履き込んだダナーライトを見つけた。確か40ドルくらいだったと思う。新品下ろし立てのアウトドアブーツを履くのはなんか恥ずかしかったから年季の入ったダナーライトはとっても気に入ってそれから10年近く履いていた。 - ー愛用のダナーはなんですか?
TK: 一足履き潰す少し前にまた同じモデル同じ色を買うってサイクルだったけど、そのうち二足違うモデル違う色を交互に履いた方が保ちもいいんじゃないかと思ってダナーライトのオリジナルカラーとマウンテンライトのライトブラウンを一足づつ、段々エスカレートして同じモデルの違う色、アニバーサリーモデル、別注モデルと買い足して今手元に10足近いダナーがあって玄関を占領して妻に怒られないように自分の部屋の棚に並べている。
- ーどのような"CREATION"をしていますか?
TK: 僕のライフワークはツリーハウスクリエーター。生きている木を土台にしてその上に木が元々持っているデザインを活かして周りの風景に馴染むツリーハウスを創ること。ツリーハウスのデザインは自然からインスパイアされるから山並み、半島の形から夕陽のグラデーション、落葉樹の葉の色や形、波、地球を構成してるありとあらゆる素材をいつも見つめて感じている。 - ーあなたにとって"CREATION"とは?
TK: 最近はフェスのインスタレーションやショップのクリエーティブディレクション、洋服のデザインとかと言ったツリーハウス以外の仕事のオファーも増えて来たけどコンセプトは「自然のデザインに人間は決して叶わない」ということです。
Photo:Tsukasa Isono Treehouse Photo:提供