Danner x HUMAN x CREATION Vol.11
Danner x HUMAN x CREATION
イントロテキスト
MAKOTO IKEDA
目黒区・東山にあるGOOD PEOPLE & GOOD COFFEEのオーナー。ライターやプランナーを経て、夢だったギャラリー併設のカフェスタンドをシェア倉庫内にOPEN。訪れる多くのクリエイターたちへ、アドバイスや励ましを行うライフワークに満足している。企画展を日本国内はじめ、海外へも展開し、あたらしい動きを思案中。
HP : goodpeopleandgoodcoffee.com
MAKOTO IKEDA
ーダナーとの出会いを教えてください。
MAKOTO IKEDA (以下MI/敬称略):
その昔、ボク自身にすごく影響力のあった兄貴的な人が愛用していて、カッコよくてマネて履いたのがダナーライトでした。防水とタフな作り、そして無骨なルックスがまさにMADE IN USAを物語ったモデルと言えます。その当時90年代だったので少し太めのデニムやカーゴパンツなんかと合わせていたのを覚えています。とくにデニムは、レプリカやユーズド加工が出始めた頃だったので、赤ミミを見せるように5~7cmくらいひと折して履いていました。その感じがダナーライトとベストマッチだったと思います。今でもそうゆう履き方がカッコイイと思いますね!
ー愛用のダナーはなんですか?
MI: 最近は、VISTA STREETを履いています。軽いのが魅力的で履きやすいですね。
ーダナーのどんなところが好きですか?
MI: ダナーライトで言えば、アッパーにレザーとコーデュラナイロンをコンビで使用しているところです。強さや汚れに耐久性を求める部分にはレザーを用い、ナイロンを使用した部分は、しゃがんだり、一番稼働する部分への負担を考えたユーザビリティ的にも配慮したデザインが魅力と言えます。しかもタフで、防水で、ビブラムという仕様は、まさに男気なMADE IN USAを象徴していると言えます。
ーどんな時にダナーを履きますか?
MI:バードウォツチングやオリエーテリングなどのライトなシチュエーションのアウトドアや、デイトレッキングなどに向いています。また、ハードワークなDIYにも最適です。そのデザイン性の高さからタウンユースとしてもばっちり。また、今出てるモデルは昔に比べ軽量で丈夫なので、旅や海外出張にも実は向いているかもしれません。近々あるロンドン出張にも履いて行こうかな~。英国はじめ、ヨーロッパは古いものをちゃんと良きものとして自然に残していることが多いので、路面もガタガタが多く、少し田舎はなかなかハード(笑)。ブーツのタフさを求められそう。
ーこんなダナーがあったらいいなというのはありますか?
MI:『ガラスレザーのミリタリーブーツ』『ビブラムソールを使用した無骨イメージのモンクストラップ』
気分的には、人気のカモフラージュ柄のパンツに、ウールやコットンなど、天然で柔らかい素材のテーラージャケットなどを合わせたいので、そんな感じにハマりそうなデザインのものがあると嬉しいですね。
ーどのような"CREATION"をしていますか?
MI:コーヒースタンド&ギャラリーのオーナーです。他、プランニングとか・・・。コーヒーとギャラリーを通じていろんな人と出会い、そしてこの場所やボクたちがハブとなって、また何か生まれる。実例を言うと・・・。ボクがロンドンで出会った活版印刷アーティスト・Stephen Kenny(A TWO PIPE PROBLEM LETTERPRESS)の作品をコーヒースタンドの看板に飾って、ギャラリーで彼の作品を展示したところ、たまたま観た方の会社から別注を受けたり、ボクらのコーヒーとセットで展示&ケイタリングのオファーをもらったり、活版印刷に興味を持って始めた方もいます。こうやって、全く関係なかった双方がコーヒースタンド&ギャラリーを通じて繋がり、何か生まれていることが面白いと思います。
ーあなたにとって"CREATION"とは?
MI: 「イチイチおしゃれ!」とか、「なんかちょっとカッコイイ!」と言われることですね(笑)。 それって、いきなり出来るものでもないし、天性のものでもないとボクは思います。その人が努力やいろんな経験した結果ですね。ボクのベースにあるものは、過去にやっていたライターとスタイリスト。そこで培ったディレクション能力や企画力、そして、たくさんのかっこいいモノとそうでなかったモノを見分ける感覚。いろんな取り組みをする上で、すごく財産だったと思う。そのテクニックや人脈を、それらを教えてくれた方々と同じように、次世代へ楽しくそしてかっこよく伝えて行きたいと思います!
MAKOTO IKEDA