Danner x HUMAN x CREATION Vol.6
Danner x HUMAN x CREATION
イントロテキスト
ATSUSHI MATSUSHIMA
株式会社エイ出版常務取締役兼CLUTCH Magazine編集長。
こだわりのライフスタイルを提案する雑誌「Lightning」の編集長を経て、普段、スーツの人の休日ファッションをもっとかっこ良く、 というコンセプトで創刊した、よりファッション性の強い雑誌「2nd」を立ち上げる。
ブーツ本、デニム本など、他にも数多くのこだわりのムック本を作る。常識にとらわれない企画をし、日本、海外にも発信している。
CLUTCH Magazine : www.clutchmagjapan.com
BLOG : http://blog.sideriver.com/clutch/
ATSUSHI MATSUSHIMA
ーダナーとの出会いを教えてください。
ATSUSHI MATSUSHIMA(以下AM/敬称略):
中学生の時、兄が所有していたマウンテンライトを見て、「いつかは自分も履きたい」って思ったのを覚えています。 そして、大学時代、念願が叶ってダナーライトを購入したのが最初の一足です。
ダナーを履くなら、まず最初はダナーライトから入るというのが当時のしきたり(笑)。
でも、現在は圧倒的にオールレザーのブーツが多いですね。
ー愛用のダナーはなんですか?
AM: マウンテンライト。雑誌の企画でオリジナルデザインを特別に作ってもらえる機会を頂きました。私がオーダーしたのはネイビーのレザーにゴールドのパーツを使った世界に一足のマウンテンライト。気に入ってます。デニム中心のカジュアル服が私の仕事着です。昔からネイビーが好きで、ネイビーのレザーアイテムはいろいろ愛用しています。靴もローファーやウイングチップはネイビーを持っていたんですが、ブーツは持っていなかったんです。ダナー製品でネイビーのダナーライトがラインナップされていますが、あれもカッコいいですよね。私のマウンテンライトがヒントになって考案されたモデルじゃないかって思っています。すごく嬉しいです。マウンテンライトのネイビーがもし登場したら、間違いなく嬉しくて、もう一足買っちゃうと思います。ぜひ、ゴールドのメタルパーツでやって欲しいですね。
ーダナーのどんなところが好きですか?
AM: ボリューム感、存在感。世界各国でポリスやミリタリーで採用されているのがダナーですね。著名な日本人探検家もダナー党だと聞きます。プロが使っているようなハイスペックなブーツを、私なんかがタウンユースで履けるって、嬉しいですよね。誰も気がつかなかったとしても「今日はダナーを履いている」という自己満足。プロスペックのアウトドアブーツを履いて、会社の経営会議に参加しますから。自分だけの小さな喜びです。
ーどんな時にダナーを履きますか?
AM:日常使いに履いています。ジーンズにも、ウールのパンツにも、時にはショーツにも合いますね。一日のコーディネイトを考えるときは、だいたい靴から考える事が多い。「今日はたくさん歩く日」だと思えば、ダナーを履く。重厚なブーツでもストレスにならないのはわかっていますから。
ーこんなダナーがあったらいいなというのはありますか?
AM:私の考案したネイビーのマウンテンライト(笑)。カッコいいから、みんなに履いてもらいたい。履き込んで、アジが出てきたので、雰囲気は抜群ですよ。経年変化したネイビーのマウンテンライトは、さらにカッコ良くなってる!
ーどのような"CREATION"をしていますか?
AM:世界中から、いいものを見つけてきて、こっそり教えてあげるような情報発信が私の仕事です。私はアーティストではないので、多くの人に喜んでもらえることが重要なんです。私の雑誌作りはジャーナリズムではなく、エンターテインメントだと思っています。
ーあなたにとって"CREATION"とは?
AM:人を驚かせること。エンターテインメント。一つ前の質問と答えがだぶってしまいました。人を喜ばせる雑誌作りをして、一番楽しく思っているのは、じつは自分自身なんです。誰も考えないような企画で、ヒットを狙う面白さをしってしまいました。クリエイションの90%は頭の中で行われる事。頭の中は何の制約もありません。だから、いつでもどこでも考える事ができるんです。企画やキャッチコピーを考えるのに、オフィスのデスクで考える事なんてほとんどありません。だから、私はいつも動き回っていたいんです。動く事によって、次なる発想が湧き出てきます。手先が不器用なんで、頑張って考えるしかないんです。
ATSUSHI MATSUSHIMA