Danner x HUMAN x CREATION Vol.5
- 高校生から接客の仕事に興味を持ち、ホテルマンやバーテンダー等を経験。
大学3年時にイベント制作会社に就職後、4年間某セレクトショップにて勤務。
「ここで今の物の見方や、私の骨格が出来たと思います。今でも感謝しています。自分を客観的に厳しく指導してくれました。 そこからアウトドアの世界で20年。10年間は売場に立って。次の10年は決まった仕事は無く、自分の役職まで自分で企画プレゼンして、好きなようにやらせてもらいましたね。」とのこと。
様々なアウトドアブランドの企画への参画、tent-Mark DESIGNSというブランドを興すなど、 企画プロデュースに携わる。現在は今までの多大な経験を生かし、アウトドアコンセルジュとして活動中。 -
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- ーダナーとの出会いを教えてください。
- YUTAKA YOSHIDA(以下YY/敬称略):
24歳の時、縁あってセレクトショップに就職し、そこで初恋ですね。当時はレジェンド的製品の多産時期で、グラミチのストリートパンツ、ムーンストーンのGORE-TEX マウンテンパーカー、コロンビアのフィッシングベスト、アヴォセットのヴァーテック、デイナデザイン、ウォーラス、パタゴニア等々、70'S以来のUSAアウトドアムーブメントが盛んになった時でしたね。ほぼ現役で使えるものが多いのが驚きです。 - ー愛用のダナーはなんですか?
YY: ダナーライト2nd, マウンテンライト#ウォールナッツ限定品、雪駄、HOOD RIVERのホワイトキャンバス、フェザーライト、ANTIGO#ブラック。でも一番初めに購入したダナーライトが一番出番が多いかな。意外とホワイトヌバック的に履けるHOOD RIVERは街での出番多いですね。他色々、持ってましたが友人に譲ったのも多数です。 - ーダナーのどんなところが好きですか?
YY: もう日本向けでしか作られていないクラシックシリーズ、それも上記2モデルはアウトドア界の金字塔ですね。そこに魅力を感じます。 - ーどんな時にダナーを履きますか?
YY: 最近、履いてないなぁ。手入れ不足です。汚いダナーは履きたくないし。笑 手入れしときます!
私のダナーのイメージは、映画"INTO THE WILD"ってあったでしょ?あんな感じです。山でもない、街でもない、荒野に分け入るブーツ。国内バックパッキング旅の定番ですね。以前、奥の細道を、歩いてキャンプしたり自転車で走ったりして旅したことがあるんですが、その時は全天候対応のダナーライトは夏も冬も強い味方でした。- ーこんなダナーがあったらいいなというのはありますか?
YY: う~ん、マジに云えば、ダナーライトのファーストモデルの復刻版かな?厚い皮と丁寧な細かいステッチと裏地のオレンジ!その作りとクオリティを忠実に復刻してほしいです!正直言って現物見たことないんですよね。一体、日本に何足残っているんですかね?オリジナルが。興味あります。 - ーどのような"CREATION"をしていますか?
YY: アウトドアに関する様々なこと、ライフスタイルに関する様々なこと。抽象的ですね。でも、そうなんです。可能性を広げたい。その誘い水になれればと。この世界に入った直後にティピーに出会って。衝撃的でした。あれを所有したいと思ってたら、縁あって手に入れられてREPまでさせて頂く始末です。下手な画で解説してるアウトドアのティップスもその一つで、う~ん、伝えられてないことが多過ぎます。 - ーあなたにとって"CREATION"とは?
YY: ライフワークかもしれません。お金にならないから趣味かな。笑 なんかずっと趣味を仕事にしてきちゃいましたね。世界の大都市発マスマーケット ターゲットのものより、地方や地域、つまりローカルな創造に、今とても興味があります。マスやグローバルの対岸にあるもの。限定品とか、レアものとも全く違う、その風土から生まれる必然性ですかね。もう始めからマスを狙うクリエイションや限定という言葉には心ときめかないかも、です。